【沖縄グルメ】沖縄料理の名店で、旬の食材と美味しいお酒を味わう

沖縄で訪れた「琉球の食材」を楽しめる料理店を2軒ご紹介。どちらも自信を持っておすすめできる美味しいお店です。

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スタイリッシュな沖縄料理「榮料理店」

うるま市の「榮料理店(さかえりょうりてん)」は、沖縄に詳しい友人からこぞっておすすめされたレストラン。美味しいお酒と旬の料理を愉しむ大人の空間がコンセプトのお店です。

とにかく人気だと聞いたので、早々に予約を入れました。琉球スタイルの立派な一軒家のような店構えに期待が膨らみます。

シーサーが出迎えてくれる。

キッチンにずらりと並んだ美しい器。沖縄で生まれた地元の陶器「やむちん」や琉球ガラス、織物などにもこだわりがあるようで、時には石垣島など遠方まで食器を買い付けに行くそうです。

「生搾りパッションフルーツ泡盛ハイボール」¥825

ドリンクは古酒から果実酒まで幅広く揃っています。こちらは沖縄県産旬の果実を丸ごと使用した泡盛カクテル。パッションフルーツを絞ってグラスに注ぎます。

お通し

サッパリとしたもずくのお通しからスタート。コースも数種類ありますが、アラカルトから食べたいものを選んでオーダーすることにしました。

「軟骨ソーキのトロトロ煮込み」¥935

軟骨付き豚あばら肉をトロトロになるまでじっくりと煮込み、ふんわり柔らかいソースと絡めていただきます。ソーキは濃厚で食べ応えがあるので、できればお腹が空いている序盤にいただきたいメニュー。たまらなく美味しいです。

「紅芋のポタージュ」¥495

色鮮やかで素材の甘さが引き立つポタージュスープは、読谷産の紅芋をなめらかになるまですり潰して仕立てたもの。ブルーが美しい器との相性も抜群で、一見すると派手色が喧嘩しそうですが、見事に引き立て合っています。

「ジーマーミ豆腐の揚げだし」¥726

熱々の揚げ出し豆腐は、沖縄ならではのジーマーミ豆腐と紅芋粉を使用。どこまでも沖縄の食材にこだわっています。ジーマーミ豆腐(=ピーナッツ豆腐)は香り高く、外側のパリッとした食感と、内側のとろっと滑らかな口当たりのコントラストが素晴らしいメニューです。

「白身魚の刺身」¥990

本日のお魚が刺身で提供されます。榮料理店には、近海のマグロや島ダコ、島イカ、夜光貝など、さまざまな刺身メニューが揃っています。

「海ブドウのそうめんタシヤー」¥1,045

榮料理店のシグネチャーメニューのひとつ「海ブドウのそうめんタシヤー」。「タシヤー」とは、そうめんを炒めた沖縄料理を指します。

海ブドウの塩気とプチプチ食感に、榮料理店オリジナルの紫蘇ソース。主張が強いパンチのあるトッピングを、あっさりとしたそうめんがバランスよく整えてくれています。きっとこれはパスタだとクドすぎる、そうめんだからこそ成せる絶妙なひと皿だと思うのです。

「もずくキムチのジュウシィ」¥770

本日のおすすめ料理欄で見つけたジュウシィ。近海のもずくとキムチを使用しており、身体が温まる〆にぴったりのメニューです。

「ちんすこうジェラート」¥440

琉球銘菓ちんすこうをアレンジしたホームメイドアイス。ちんすこうのサクサク食感と自然の甘さがクリーミーなジェラートに溶け込み、いわばクッキー&クリームの沖縄版です。美味しくないわけがありません。

榮料理店の主役は、近海の新鮮な魚介類と、沖縄産の野菜や果物。美しい器でドレスアップした沖縄料理が、テンポ良く次々と提供されます。全体を通して見るとスタイリッシュですが、一品ずつクローズアップすると優しく温かさが伝わってくるようなメニューばかりです。

気持ちの良い空間で現地の食材を楽しめる、素敵なレストランでした。

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