【ホテルビワドッグ】琵琶湖ドッグリゾート宿泊記。プードル2匹と家族旅行

琵琶湖のほとりに佇む「HOTEL BIWA DOG(ホテルビワドッグ)」。ペットと一緒に泊まれるホテルは年々増えていますが、ここまで「ドッグファースト」と「飼い主にとっての快適さ」を両立している宿泊施設は珍しいのではないでしょうか。

ドッグランからカフェバーまで、充実の施設で愛犬と一緒に過ごす

4,500坪の敷地には、ゲストルーム、大浴場、レストラン、カフェバー、そして3つのドッグランに、ドッグシャワールームまで完備されており、大浴場以外の全ての施設で愛犬と一緒に過ごすことができます。

12月。エントランスの先には大きなクリスマスツリーと写真スポット。
レセプションの横には、ドッグフードなどのお土産が並ぶ。
(左)叔父の愛犬、スタンダードプードル (右)祖母の愛犬、トイプードル

ロビーのソファへ案内され、温かい紅茶をいただきながらチェックイン。従業員の方が優しく愛犬の名前を呼んでくれます。

ホテルビワドッグの客室は、ホテル棟である本館と、離れのプライベートコテージの2種類。ホテル棟は、2名用のツインまたはダブル、トリプル、フォース、ジャパニーズルームと、多様な部屋から選択可能。

今回は68平米のフォースルームに全員で泊まりました。エキストラ仕様で大人5名まで、愛犬は最大5頭まで一緒にステイできる大きな客室です。

リビングエリアを挟むようにベッドゾーンが二つ。和室側はふすまを閉めることもできます。

広々とした空間は大型犬も歩きまわりやすく、全員でソファを囲める使い勝手の良い仕様です。大人5人が揃うと生活リズムもそれぞれ異なりますが、和室の扉を閉めれば、それも気になりません。

ひと足先に大浴場へ行く人。備え付けのコーヒーメーカーでティータイムを楽しむ人。早速アルコールを飲み始める人。各々マイペースに寛ぐ横で、ちょろちょろと歩きまわる2匹のプードル。

ベランダからはサンセットが見えました。

日が沈んで真っ暗になる前にドッグランへ行きました。大型犬と小型犬が分かれているので、安心して遊ばせられます。

早速お友達ができました。気持ちよさそうに走り回っています。
14歳のマイペースなおばあちゃん犬は、小型犬用のドッグランでチョロチョロと歩きまわるだけで満足。

本格的な日本料理も、愛犬と一緒にゆっくり味わえる

楽しみにしていたディナーの時間がやってきました。

ホテルビワドッグは食事にも力を入れており、日本食のフュージョン料理を提供されています。コース料理をいただけるレストランでありながら、愛犬も一緒に同席できるので、時間を気にすることなく落ち着いてゆっくり過ごせます。

2022年12月のメニュー。

FARM KEIのジュエリートマト、近江牛や近江鴨など、滋賀で生まれた食材を中心に、自由な感覚で調理された料理が次々とやってきます。和食のコースですが、イタリアンやフレンチなど国籍を問わない料理法で仕上げられているそうです。食材の良さが引き出された控えめな味付けに、ソースや塩などが添えられているメニューが多く、好みに合わせて楽しめるようになっていました。

希望の方は、愛犬用のメニューもオーダー可能です。なんとこちらも近江地鶏などを使用した本格派。

ドッグホテルでここまで美味しいコース料理をいただけたのは、嬉しい誤算です。5人と2匹でテーブルを囲み、楽しいひとときを過ごせました。

            
翌朝、愛犬にクリスマスプレゼントが届いていました。

朝食も同じレストランでいただきます。和洋選べるので、和食にしました。

「滋賀県の玄米茶を使った香ばしい茶粥と小鉢」から始まり、色とりどりの御膳が運ばれてきます。

「朝どれマルシェの野菜お惣菜」「琵琶鱒の薫製と大中野菜のサラダ」、だし巻き卵や焼き魚、具沢山のお味噌汁に加えて「みずかがみ窯炊き」と、朝食にも滋賀の食材が散りばめられていました。地域の特産物が含まれていると嬉しさ倍増です。

私たちは立ち寄らなかったのですが、レストランとは別にカフェバーも併設。ソファ席やバーカウンターもあり、愛犬と一緒に落ち着いた時間を過ごせる貴重な空間です。

脚の悪い祖母も一緒なので、観光中心の旅行はなかなか叶いません。しかし、ホテルステイなら、非日常の中でも無理なく美味しい食事を味わい、ゆったりと特別な時間を過ごすことができます。

「ホテル琵琶ドッグ」はドッグファーストのホスピタリティを感じながら、レストランにカフェバー、大浴場と、飼い主も寛ぎのひとときを思う存分楽しめるリゾートでした。

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