大阪・関西万博2025の楽しさにどっぷりハマり、通期パスまでゲットしてしまった私。いつもの記事とはちょっとテイストの異なる、簡単な思い出メモブログを書いてみます。こちらでは食べたテイクアウトグルメを記録するので、これから万博へ行く方の参考になれば嬉しいです。
*販売方法や金額などの変更もあるようなので、食べた日も一緒に記しておきますね。


【イタリア館】ピンサ、ジェラート
イタリア館の脇には販売カウンターが2つあり、メニューが豊富でとっても魅力的。


ホットサンドなどの軽食カウンターと、ジェラートやドリンクなどのスイーツカウンターが別なので、混み合う時間はどちらの列なのか分かりづらいかもしれません。並ぶ列を間違えないようにご注意くださいね。

「ピンサ」とは、小麦粉、米粉、大豆粉でつくられた健康的なピザ生地のことだそうです。
「レジーナ」の食材は、トマトソース、モッツアレラチーズ、バジルペーストなので、マルゲリータピザがお好きな方はぜひ。日本でも親しみのあるテイストで食べやすいです。「ツナ」は、トマトソース、ツナ、ブラックオリーブ、ルッコラで構成された、ちょっぴり大人のピンサ。テイクアウトグルメといっても本格的な味わいに大満足でした。
大屋根リングのすぐそばなので、リング下のベンチで気軽に食べられます。

別日に「ジェラート」も食べに行きました。ダブルとトリプルから選べ、私は「ブラッドオレンジ&トマト」「イタリアエスプレッソ」「アマレーナ」のトリプルにしました。

「ブラッドオレンジ&トマト」は甘酸っぱく爽やかで、暑いシーズンにもサッパリしていて良さそうです。「イタリアエスプレッソ」はしっかりと苦味があり、コーヒー好きな人はハマるはず。「アマレーナ」は日本ではあまりお目にかかれないテイスト。海外スイーツ特有の珍しい味でした。
遅い時間に行くと売り切れのフレーバーも出ていたので、お目当てがある場合は早めの時間をおすすめします。
【ポルトガル館】エッグタルト

万博のテイクアウトグルメ界でも最上位を争うほど人気のグルメといえば、ポルトガル館の「エッグタルト」でしょう。この日は朝10時半頃にゲットできましたが、SNSなどで美味しいと噂が広がり、お昼前に売り切れることも多いようです。

パリッと控えめな生地の中には、ぷるんとクリーミーなエッグカスタードがたっぷり。うーん、これは人気が出るわけだわ。忘れられず夕方にもう一度買いに行きましたが、もちろんソールドアウト。後日訪れた際にも負けじと3回立ち寄り、すべてのタイミングで振られました。必ずまた食べたいと思わせられた、現時点で私の中でも第一位の万博スイーツです。
【オーストラリア館】ワニフィレロール、フォーアンドトゥエンティパイ

オーストラリア館でも気軽に楽しめる軽食を見つけました。ドリンクも充実しており、ご当地ビールなどが販売されています。

珍しい食材を試すことができるのも、万博の醍醐味のひとつ。勇気を出して「ワニフィレロール」をオーダーしてみました。ブリオッシュロールにワニの切り身が挟まっています。レモンマートルマヨネーズとトッピングのネギで、味付けはとてもシンプル。
ワニ肉はササミのように淡白で、とくに臭みもなく食べやすかったです。マヨネーズのおかげなのか、お寿司の軍艦メニューにあるような海鮮サラダに既視感を覚えました。また、個人的にはブリオッシュロールがイマイチだったので、パン次第でもっと美味しくなりそうだなぁと思いました。


続いて「フォー・アンド・トゥエンティ・パイ」。牛肉、チーズ、グレイビーソースがぎっしりと詰まった、手のひらサイズのパイです。アツアツの牛肉は甘く調理されており、老若男女みんなが好みそうな味わい。パイ生地が薄いおかげで中身をしっかり感じられます。
メニューの写真ではケチャップがかかっていたので、お好みで加えても良いかもしれません(販売カウンターに置いてあったのかも?)。もちろん、このままでも美味しかったです。
【マルタ館】フティーラ

マルタ館には小さなキッチンカーが出店しています。横を通ったタイミングで「フティーラ焼きたてでーす!」の呼び込みが。思わず吸い寄せられてしまいました。

「フティーラ」とは、ユネスコ無形文化遺産に登録されたマルタの伝統的なパンだそうです。

ハードタイプのパンにたっぷりと食材が詰まっていました。オリーブとケッパーでおしゃれな大人の味。アルコールにも合いそうです。特別大きいわけではないですが、噛みごたえのあるパンと具の多さで満足感がありました。簡単なランチにも良さそうです。
【英国館】スコーン

英国館で食べた「クリームティーのスコーン&ジャム」。テイクアウトでもテラス席は使えるようなので、そちらでいただきました。
スコーン2つに、コーンウォール産クロテッドクリームとストロベリーウェルシュレディジャムが添えられています。ドリンクは紅茶またはコーヒーから選択でき、ホットのみだと言われました(夏期はアイスも用意されたらいいな)。私が選んだアールグレイティーは「DRURY」のもの。英国館のショップでも販売されている紅茶をこちらで飲めて嬉しかったです。

スコーンはかなり軽めのタイプ。ふわっとエアリーな生地に、濃厚なクロテッドクリームが好相性です。ちょうど3時のおやつタイムに暖かなテラス席でゆっくりお茶ができて、とても良い時間でした。
【カナダ館】プティーン、カナダ産メープルのソフトクリーム


カナダ館でソフトオープンしていたテイクアウト専門店。メニュー数は限られていますが、プティーンが食べたくて立ち寄りました。

私が選んだのは「クラシックケベックプティーン」。ポテトの上にチーズとグレイビーソースをかけた定番スタイルだそうです。
グラタンに入っているようなホックリ柔らかいタイプのポテトに、たっぷりかかったチーズとグレイビーソース。甘味があり、子どもも好きそうな味です。ずっしりと重みがあるので空腹を十分に満たしてくれました。ジャンキーなものが食べたい気分の時におすすめです。
夫が選んだIPAは缶のまま販売されていました。アサヒスーパードライ(こちらも缶で販売)が900円だったので、他のテイクアウト店舗に比べてアルコールは少し割高に感じます。

「カナダ産メープルのソフトクリーム」もクリームが濃厚でメープルの甘味があり、おいしかったです(巻き方に課題はありましたが)。
お店の外にはテーブル席がいくつか用意されています。もし空いていなくても大屋根リング下のベンチが近いので、食べる場所に困ることはなさそうです。
【フィリピン館】ルンピアンビノンド


フィリピン館にもテイクアウト専門カウンターが併設されており、軽食に加えてアイスクリームやジュースが販売されています。

「ルンピアン・ビノンド」は、片手で食べられるワンハンドフード。アツアツの状態で4本入っていました。

ミンチしたエビと豚肉のエッグロールだそう。パリッとした皮の食感が良く、細長い揚げ春巻きのようでした。フィリピン・マニラのビノンド地区にあるチャイナタウンで食べられている料理とのことで、中華料理らしさに納得。
味にクセはなく、手も汚れないので食べやすかったです。屋台フードのように気軽にトライできるのが嬉しい。スナック感覚で楽しめるメニューです。
【マレーシア館】ロティーチャナイ

マレーシア館では、テイクアウトとイートインの共通メニューが販売されています。


調理の様子が見られるようになっており、サービス精神旺盛なスタッフが楽しそうに実演中。

「ロティーチャナイ」をオーダーしました。ナンよりもさらに薄い生地をちぎりながら、カレーにつけていただく料理です。
セットのカレーは、南国のスパイスをブレンドした辛味のある「マレーシア・チキンカレー」と、豆を使った甘い「ダルカレー」の2種。それぞれに個性がありどちらも絶品でしたが、珍しいダルカレーの魅力にノックアウトされました。
生地はかなり薄く、モチッとしていて新食感。近々もう一度リピートしたいと思っているほど美味しかったです。ちなみに、ロティーチャナイと同じ味のカレーライスも販売されています。
【オーストリア館】カイザーシュマーレン

オーストリア館のテイクアウトカウンターではスイーツが手に入ります。


夫は「ツィラタール・ビール」も買っていました。3ヶ月かけて熟成させたピルスナービールだそう。

「カイザーシュマーレンとコンポート」はオーストリアの名物スイーツで、レーズン入りのちぎった甘いパンケーキのこと。パンケーキとフレンチトーストの間のようなイメージです。
卵感が強くふんわりと軽い食感で、なんだか懐かしさを感じられる素朴な味。日替わりジャムはマーマレードでした。量が少ないので、1,600円は少し割高かな。ジャムの代わりにソフトクリームが添えられたバージョンもあります。
【オマーン館】カフワ(オマーン・コーヒー)、ハルワ餅、ラズィーズルブタマル




詳細追記します!
【Tech World館(台湾)】神農生活ルーローハン、洪瑞珍サンド

大人の事情で「台湾館」と名乗れず「Tech World」として展開されているパビリオンですが、併設のカフェはどこからどう見ても台湾グルメです。





ドリンク、スイーツ、軽食を販売するテイクアウト専門店。

「神農生活ルーローハン」と「洪瑞珍サンド」を購入して、大屋根リング下のベンチでいただきました。「神農生活」とは台湾のライフスタイルショップで、パビリオンの物販を担当しているようです。

ルーローハンは台湾を代表するグルメのひとつ。細かく刻まれたジューシーな豚バラ肉に、ゆで卵がトッピングされています。
八角のスパイスが効いているので好き嫌いは分かれそうですが、あえて日本風にローカライズされておらず、現地らしい味わいが楽しめるものでした。


台湾のサンドイッチ店「洪瑞珍(ホンレイゼン)」のサンドイッチも発見(分厚いですが、1個入り)。ジャージャー麺のソース、チーズ、ハム、バタークリームが使われているようです。
甘辛いソースにバタークリームの組み合わせが珍しく、日本のサンドイッチとは明らかに異なるテイスト。調和よりも、それぞれの食材の主張を感じましたが、決して抵抗のある味ではないので気になる方はぜひトライしてみてください。この甘じょっぱさ、癖になるのかも?
【東ゲート「JAPANマルシェ」内、ばらいも】ミャクミャク焼き

らぽっぽがプロデュースする「ばらいも」で見つけた「ミャクミャク焼き」。その名の通り、ミャクミャクの姿をした人形焼です。

プレーン、カスタード、チョコ、五郎島金時の4種類がラインアップ。Sが8個入り、Mが12個入り、Lが16個入りです。


Sサイズは2種類まで味が選べるということで、五郎島金時とカスタードをチョイス。五郎島金時は小さくカットされた芋が練り込まれていて、しっかりとフレーバー感がありました。カスタードは中にカスタードクリームが入っているわけではありません。
お祭りでよく見るベビーカステラよりは大きめで食べ応えがありました。パビリオンに並ぶ間など、小腹を満たすのにぴったりです。そしてなにより、万博ならではのキャラクタースイーツは特別感があって嬉しいですね。
今後も随時追記していきます!
